包茎

【今すぐ手術が必要?】重度仮性包茎の判断基準と治療法

仮性包茎の治療や対策を考える前に、まずは自分がどのような状態にあるのかを把握する必要があります。包茎の状態によって、治療の緊急度や治療法が変わってきますし、中にはすぐにでも治療をした方がいいケースも。
包茎の種類、重度・軽度の判断基準を解説していくので、自分の包茎の状態を測る指標として参考にしてみてください。

【仮性包茎で悩むなら!重度軽度の判断基準と治療法を徹底的に解説】

まずは自分がどの包茎に当てはまるか、自分で理解する必要があります。

軽度なのか重度なのかをチェックしてみてください!!

仮性包茎とは?あなたは軽度?重度?重症度の判断基準

治療

仮性包茎とは、ペニス(陰茎)に皮(包皮)が被ってしまっている状態のことを指します。

仮性包茎は特別なことではありません。生まれたばかりの男性は、ほぼ全て包茎の状態です。

包茎の状態から、成長に伴い陰茎や亀頭が大きくなるにつれて包皮が剥けるようになっていきますが、成人しても、皮が余ってしまったり、うまく剥けない状態を包茎と呼びます。

その包茎の具合によって、仮性包茎にも重度・軽度と分かれるため、それぞれ詳しくみていきましょう。

仮性包茎にも種類がある 重度・軽度の基準

仮性包茎は、ペニスの通常時や勃起時に皮が被ってしまっているが、手を使えば剥ける状態の包茎のことです。

仮性包茎が軽度か重度かの判断は勃起時の皮の状態により区別します。

通常時は皮は被っているものの、勃起すれば亀頭が全て出る状態。これを軽度の仮性包茎と呼びます。

一方、勃起しても剥けきらずに亀頭に皮が一部被ってしまう状態であれば、重度の仮性包茎となります。

また、通常時は亀頭を露出できるが、皮の先端が狭くて勃起すると亀頭が出ない状態を包皮輪狭窄といいます。

このタイプでは、勃起時に無理に皮を剥くと、亀頭の根元が締め付けられて違和感を感じたり、痛みを感じる場合があります。

勃起時に皮を剥いて、痛みを感じているにも関わらず、皮が戻せなくなってしまった、という状態をカントン包茎と呼び、最悪ペニスが腐ってしまいます。

カントン包茎の状態になったら、すぐに病院に行き治療を行いましょう。

このように、仮性包茎といっても、軽度・重度、包皮輪狭窄、カントン包茎と、状態によって様々です。

その全てが治療が必要というわけではありません。まずは自分がどの状態かを見極めて、正しい対策をしていきましょう。

重度仮性包茎と真性包茎との違い

重度仮性包茎と混同される包茎として、真性包茎があります。

真性包茎は、通常時、勃起時に関わらず、ペニスに皮が被っていて、手を使っても露出できない状態です。手を使っても剥けないのが重度仮性包茎との違いですね。

理由は皮とペニスの癒着であったり、皮の先端が極端に狭くなってしまっていたりなど様々ですが、基本的に治療することをすすめられています。

【包茎手術で切らない治療法ってあるの?】手術に伴うメリットデメリット

重度な仮性包茎のデメリットとは?性行為に支障はある?

男 女

仮性包茎の状態による違いを見てきましたが、実際に重度仮性包茎だとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

現在実感しているデメリットだけでなく、まだ気づいていないリスクも含まれている可能性があります。

実生活でのデメリットや、リスクについて、また性生活での支障などについてみていきましょう。

重度仮性包茎のデメリット①不衛生で性病のリスクも

重度仮性包茎の人は、包茎でない人に比べて陰部が不衛生になりやすい傾向があります。

重度の仮性包茎では、通常時ペニスが皮に覆われている状態です。

そのため、皮内部の陰茎は常に汚れや湿気が溜まり、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。

汚れると、恥垢(カス)が溜まってしまったり、細菌が繁殖することでペニスの炎症を起こしてしまう可能性があります。

炎症を起こすと痛みや痒みを発し、場合によっては性病のリスクもあります。

重度仮性包茎のデメリット②女性に嫌われる可能性も

重度の仮性包茎の人は、女性に嫌われる可能性があります。

仮性包茎は不衛生になりやすく、汚れが溜まってしまったり、キツイ臭いが発生したりします。

そのような状態で、性行為をすると、女性は不快に感じたり、性病の可能性から恐怖心を抱いてしまい、その後の交際にも影響を及ぼすかもしれません。

また、重度の仮性包茎の人は普段ペニスが皮に覆われているため、亀頭への刺激に弱い傾向があります。

そのため早漏になり、性行為に対する女性の満足度が低下してしまう恐れも。

早漏の人の中には、このような包茎が理由の過敏性早漏の方が少なくありません。

詳しくは下記の記事をチェック↓↓

【包茎だと彼女に嫌われる?】女性の本音とその対策

重度仮性包茎のデメリット③自信がなくなりストレスの要因に

重度の仮性包茎をコンプレックスにしている方は多くいます。

銭湯やジムの更衣の際、パートナーとの性行為の際などにどうしても目線が気になってしまう。

また自分自身で他人と比較してしまうことが不安が喚起されてしまいます。

また、日常生活の中でも、おしっこが飛び散ってしまったり、毛が絡まってしまったりと、精神面以外での負担も少なくありません。

こうした不安やストレスから、勃起障害を引き起こしてしまうケースも。

重度の仮性包茎によるストレスで、さらにコンプレックスが深化してしまう負の連鎖が起きてしまいます。

重度な仮性包茎の治療方法は?

包茎

日常生活にいますぐ支障が出るわけではなくとも、様々なデメリットのある重度の仮性包茎。

あまりにも悩みが深刻であれば治療したいですよね。

では、重度の仮性包茎はどのような治療があるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

重度な仮性包茎の治療方①クリニックでの手術

重度の仮性包茎に悩まれている方は、まずクリニックで相談をすることをおすすめします。

重度仮性包茎を含む、包茎手術は年間3,500名ほどといわれています。

同じように悩まれている方は多く、近年そうした男性の悩みを解決する専門のクリニックも増加中です。

中には、無料カウンセリングを行なっているクリニックもあるので、相談だけでも不安解消の一助になるでしょう。

具体的な手術方法としては、余分な皮を切除する手術が多く、その切除方法により手術の種類が分かれます。

どの手術でも、費用はおよそ数万円〜2,30万前後。治療期間は手術から2週間程度で、半月ほどで日常生活や性交渉を行える状態になります。

局部麻酔を行うため、痛みもなく、術後も痛み止めなど処方されるため不安も少ない治療です。

仮性包茎の状態によっては、手術をせずに済む場合もあるので、一度専門家に相談をして適した治療方法聞いてみるといいでしょう。

相談するだけでも、治療必要性の有無がわかり、具体的な問題解決につながるので不安が解消されますよ。

重度な仮性包茎の治療方②セルフケアグッズの利用

インターネットで検索をすると、重度仮性包茎を改善するセルフケアグッズが見つかります。

しかし、成人後の重度仮性包茎は、陰茎や亀頭の大きさが変化しないため基本的に自然治癒が望めるものではありません。

包皮に癖をつけて剥けやすくしたり、先端の皮を広げることで剥ける助けをするグッズなどがありますが、誤った使い方をして怪我をしたり、状態が悪化する可能性もあります。

極力自己判断はせず、クリニックなどで相談をするようにしましょう。

まとめ

通院

仮性包茎の種類から、そのデメリット、治療方法などについてみてきました。

デリケートな部分で、他人の情報を得づらい悩みですので、不安に感じる方も多いでしょう。

今回ご紹介した内容をもとに、自分の仮性包茎が重度なのか軽度なのか、治療が必要なのか、判断してみてください。

どうしても不安が拭えない場合はクリニックに相談してみるのが間違いありません。 重度の仮性包茎に伴う不安を解消し、自信に満ちた生活、性生活を楽しんでくださいね!

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