ED

【勃起しないメカニズム】原因と対処法を詳しく解説!

この記事を読んでいるあなたは、

「勃起できなくて、夜の営みに自信がない」

「勃起しづらく、女性のリピートに繋がらない」

「勃起出来なくて、夜の営みが楽しくない」

という方がほとんどだと思います。

EDは専門的には

「性交中に十分な勃起を得ることができない、または維持できないために、満足のいく性交ができないこと」

と定義されています。

バイアグラなどの薬剤の普及により、EDの治療法は大衆に浸透しましたが、いまだに多くの人が密かに苦しんでいる病気です。

この記事を最後まで読めば、「勃起しない」というあなたの悩みを解決する方法を見つけることが出来、最終的には「夜の営み」に自信を持つことが出来るようになるでしょう。

【勃起しないメカニズム】勃起するメカニズムを解説!

aga 男性

EDの原因を説明する前に、勃起のメカニズムを簡単に説明します。

目や耳から性的刺激が入ったり、陰部が刺激されると、脳から「勃起せよ」という指令が出されます。

命令が脊髄神経を通って陰茎に伝わると、海綿体の動脈が拡張し、血液が海綿体に送り込まれ、勃起が起こります。

したがって、勃起には神経と血管の適切な機能が必要です。

【勃起しないメカニズム】EDの原因とは

ED 男性

EDになる原因は、大きく分けて3つあります。

精神的ストレス、血管に問題、薬の副作用です。それぞれを詳しく解説します。

①精神的なストレスが原因の「心因性ED」

心因性EDは、神経が脳から陰茎に勃起するためのコマンドを適切に伝達できない場合に発生するEDです。原因はさまざまですが、最も一般的なのは、神経機能障害につながる仕事のストレスです。

②血管に問題がある「器質性ED」

器質性 ED は、陰茎の海綿体の動脈が硬化または狭窄し、勃起に十分な血液を供給できなくなる状態です。 主な原因は、加齢や高血圧による動脈硬化、糖尿病や脂質異常症による動脈の損傷や狭窄です。

③薬の副作用による「薬剤性ED」

薬剤性EDは、服用している薬の副作用が原因で起こるEDです。 EDは、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬などの神経に作用する薬によって引き起こされる可能性があります.

【勃起しないメカニズム】年代別に見るEDの原因

ED

年代別にEDの原因は異なります。

20代に多いEDの原因

20代のEDは、ほぼ100%緊張や自信のなさからくる「心因性ED」です。

性行為をうまくやろうというプレッシャー、経験の少なさからくるストレス、性的活動の経験不足、自信のなさにより、脳で感じられる性的興奮が陰茎にうまく伝達されません。オナニーに問題がなくても、性行為で勃起しない、中折れするケースが多いです。

30代に多いEDの原因

仕事や家庭でのストレスが高まる30代以降、心因性ED患者が増加しています。

睡眠不足もEDのリスクを高めます。 分娩中にED薬を服用しても、妊娠や赤ちゃんにまったく影響はありません。<h3>40代に多いEDの原因</h3>

40代は仕事のストレスがピークに達する年齢のようで、7〜8割の人がEDの原因は仕事のストレスだと答えています。

40代になると心因性EDや器質性EDで勃起しにくくなります。

50代に多いEDの原因

50 代の患者の約 40% は完全に勃起不全で、まったく勃起できません。

50 代の ED は、性欲や陰茎への血流を制御する男性ホルモン (テストステロン) の産生が劇的に低下するため、さまざまな原因が重なり合ってます。

60代以降に多いEDの原因

60歳以降のEDの原因は、50歳の原因に加え、避けられない「血管老化」にも直面しています。 皮膚と同じように、血管も老化します。

非弾性血管は、血流を維持するために拡張するのがより困難になります。その結果、勃起に必要な量の血液が海綿体に運ばれなくなり、EDにつながります。

60代、70代になると、どんなに生活に気をつけても若い頃のように勃起しにくくなるので、積極的にED治療薬を使用したほうがよいでしょう。

【勃起しないメカニズム】ED(勃起不全)の初期症状

男性

年齢別にEDの原因を解説してきましたが、最後に全年齢に当てはまる「EDの初期症状」をご紹介します。

EDの兆候として現れる最初の症状は、「朝の勃起」の減少です。 朝の勃起は性的な刺激ではなく、勃起機能を維持するために体が自動的に行う一種のトレーニングです。

睡眠中は海綿体に血液が流れ込み、勃起を繰り返します。

【勃起しないメカニズム】自宅でできるED対策

食事

次に、自宅でできるED対策をいくつか紹介します。

食生活を改善する

亜鉛は、勃起の原因となる男性ホルモンであるテストステロンの産生を増加させます。重要な栄養素である亜鉛が不足すると、EDだけでなく、男性不妊や脱毛の原因にもなります。

シトルリンは、勃起に必要な陰茎の血管を拡張するのに重要な一酸化窒素 (NO) の生成を刺激します。

また、DHA/EPAには、中性脂肪を下げ、血液をサラサラにし、血流を改善する効果もあり、海綿体に十分な血液を送ることができます。

EDに有効な筋トレをする

骨盤周りの筋トレは、EDの改善に非常に効果があると言われています。自宅でできる毎日の簡単筋トレでEDの予防・改善をしましょう。

【すぐに治療したい】クリニックでできるED(勃起障害)への対処法・あなたに合う薬はどれ?

薬

日本で承認されている ED 治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスの 3 つです。勃起の硬さや持続時間、食事と効果の関係など、それぞれ特徴があります。

バイアグラ

今年で20周年を迎えるED治療薬の代表格。 日本は 25mg と 50mg を承認してます。

ネックは、食事の少なくとも3時間後の空腹時に服用しない限り、効果がなく、効果の持続時間がかなり短いことです。

バイアグラの特許切れにより、国内の製薬会社はジェネリック医薬品を製造しています。ジェネリックは1錠380円(税込)から処方しています。

レビトラ

バイアグラの5年後の2004年に発売されました。 日本では5mg、10mg、20mgが承認されています。

服用後15~30分で効果が出始める(空腹に近いほど効果が早くなる)速効性も特徴ですので、セックス前に服用することもできます。 また、20mgでバイアグラ100mg相当(日本未承認)なので、勃起力が強いです。ジェネリックでも、1錠1,500円(税込)なのでやや高価です。

シアリス

2007年に発売され、世界中で最も人気のあるED治療薬です。

日本では10mgと20mgが承認されています。 服用後36時間※の効果持続が可能で、あらかじめ服用しておくことで、性交の機会が訪れた際いつでも対応が可能です。 ※勃起は性的な刺激に対してのみ起こるため、日常生活には問題ありません。

服用前の食事の影響を受けにくく、副作用が起こりにくいという使いやすさも人気の秘密です。

勃起の硬さは、バイアグラやレビトラとは異なり、自然な勃起に似ています。 国内で承認されたジェネリック医薬品は沢井製薬ですが、処方箋価格は先発医薬品と大差ありませんが、若干高めです。ただし、36 時間の作用期間を考えると、シアリスのジェネリックの価格は妥当です。 1台1,600円(税込)ですが、36時間使えるのでお得です。